
血圧はいくつから病院に行くべき?
かかりつけ医が教える受診の目安と早期発見の重要性
「家庭で血圧を測ったら、いつもより高かったけれど、これくらいなら大丈夫かな?」
「健康診断で血圧が高めと指摘されたけど、すぐに病院に行くべき?」
ご自宅で血圧を測ったり、健康診断の結果を見たりして、血圧の数値に不安を感じる方は少なくありません。
しかし、「一体いくつから病院に行くべきなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
高血圧は自覚症状がないまま進行し、心臓病や脳卒中といった深刻な病気の引き金となる「サイレントキラー」とも呼ばれています。
だからこそ、適切なタイミングで医療機関を受診し、早期に適切な対応をとることが非常に重要です。
この記事では、血圧の具体的な数値ごとの受診目安を臨床医の立場から分かりやすく解説します。
そして、なぜ早期受診が大切なのか、当院「小野田医院」での高血圧治療についてもお伝えします。
ご自身の健康を守るため、ぜひ最後までお読みください。
そもそも正常な血圧ってどのくらい?
病院に行くべき血圧の基準を知る前に、まずは「正常な血圧」の範囲を確認しておきましょう。
日本高血圧学会が定める正常血圧の基準値は以下の通りです。
- 診察室血圧
- 収縮期血圧(上の血圧)が120mmHg未満、かつ拡張期血圧(下の血圧)が80mmHg未満
- 家庭血圧
- 収縮期血圧(上の血圧)が115mmHg未満、かつ拡張期血圧(下の血圧)が75mmHg未満
ご自宅で測る「家庭血圧」は、リラックスした状態で測れるため、普段の血圧をより正確に反映すると言われています。この正常値を普段から意識することが大切です。
【血圧の数値別】病院に行くべき目安を徹底解説
では、具体的に「この数値が出たら病院に行くべき」という目安について見ていきましょう。
ここでは、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」に基づいた分類を元に解説します。
分類 | 収縮期血圧(上の血圧) | 拡張期血圧(下の血圧) |
正常血圧 | 120mmHg 未満 | 80mmHg 未満 |
正常高値血圧 | 120~129mmHg | 80mmHg 未満 |
高値血圧 | 130~139mmHg | 0~89mmHg |
高血圧 | 140mmHg 以上 | 90mmHg 以上 |
【ポイント】
診察室で測る血圧が140/90mmHg(上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上)の場合、高血圧と診断されます。
一度の測定で高い数値が出ただけで即診断とは限りませんが、継続的にこの値を超える場合は、精密検査や治療の検討が必要です
なぜ「血圧が高い」と分かったらすぐに病院に行くべきなのか?
「まだ症状がないから大丈夫」「もう少し様子を見てから…」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、高血圧を放置することは、様々な病気のリスクを高めることにつながります。
「サイレントキラー」と呼ばれる理由
高血圧は、初期にはほとんど自覚症状がありません。そのため、知らない間に血管がダメージを受け続け、ある日突然、深刻な事態を引き起こすことがあります。
これが「サイレントキラー(静かなる殺人者)」と呼ばれる所以です。
さまざまな合併症のリスクを高める
高血圧は、以下のような重大な病気の原因や悪化要因となります。
- 脳卒中(脳梗塞、脳出血)
- 脳の血管が詰まったり破れたりすることで、麻痺や言語障害などの後遺症が残ったり、命にかかわることもあります。
- 心臓病(狭心症、心筋梗塞、心不全)
- 心臓に負担がかかり、胸の痛みや息切れなどの症状が現れ、最悪の場合は心停止に至ることもあります。
- 腎臓病
- 腎臓の機能が低下し、最終的には人工透析が必要になることもあります。
- 大動脈瘤
- 血管の壁が弱くなり、こぶができて破裂すると命にかかわります。
- 眼底出血
- 目に影響が出て、視力低下や失明につながることもあります。
これらの合併症が一度発症してしまうと、元の健康な状態に戻ることは非常に困難です。
早期発見・早期治療でリスクを最小限に
高血圧は、早期に発見し適切な治療を始めることで、上記の合併症リスクを大幅に減らすことができます。
生活習慣の改善や、必要に応じた薬物療法で、血圧をコントロールし、健やかな生活を長く続けることが可能です。
小野田医院での高血圧治療とサポート
- 神奈川県川崎市宮前区にある「小野田医院」は、高血圧をはじめとする生活習慣病のかかりつけクリニックです。
患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧な診療を心がけています。
- 包括的な診断とパーソナルな治療計画
- 血圧測定だけでなく、問診、血液検査、尿検査、心電図、頸動脈エコーなど、患者さんの状態に応じた詳細な検査を行います。
これにより、高血圧の原因や合併症の有無を正確に把握し、個々の患者さんに最適な治療計画をご提案します。
- 血圧測定だけでなく、問診、血液検査、尿検査、心電図、頸動脈エコーなど、患者さんの状態に応じた詳細な検査を行います。
- 薬に頼らない生活習慣改善のサポート
- 高血圧治療の基本は、食生活の見直し、適度な運動、禁煙、節酒、ストレス管理などの生活習慣の改善です。
当院では、管理栄養士と連携し、無理なく続けられる具体的な食事指導や運動のアドバイスを提供します。
薬だけに頼らず、根本からの改善を目指します。
- 高血圧治療の基本は、食生活の見直し、適度な運動、禁煙、節酒、ストレス管理などの生活習慣の改善です。
- 他の生活習慣病もまとめて診療
- 高血圧と同時に、糖尿病や脂質異常症、肥満などを合併している患者さんも少なくありません。
当院では、これらをまとめて総合的に診療することで、患者さんの通院負担を減らし、総合的な視点から健康管理をサポートします。
- 高血圧と同時に、糖尿病や脂質異常症、肥満などを合併している患者さんも少なくありません。
- 地域に根差した「かかりつけ医」として
- 私たちは、地域の皆さまにとって「いつでも気軽に相談できるかかりつけ医」でありたいと願っています。
些細な体調の変化でも、気になることがあればお気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療が、健やかな未来へとつながります。
- 私たちは、地域の皆さまにとって「いつでも気軽に相談できるかかりつけ医」でありたいと願っています。
迷ったらまずはご相談を!早期受診が未来の健康を守る
- 「この血圧、病院に行くべきかな?」と少しでも迷われたら、ぜひお早めにご相談ください。
- 特に、上記の「Ⅰ度高血圧」以上の数値が続く場合や、頭痛・めまい・動悸などの症状がある場合は、躊躇せず受診しましょう。
- 小野田医院では、患者さんの不安を真摯に受け止め、分かりやすい説明と丁寧な診療を心がけています。
あなたの健康を一緒に守るパートナーとして、私たちはここにいます。