下痢・腹痛・嘔吐

急性発症の場合はウイルス性胃腸炎が多いです。原因は経口摂取によるものです。ほか虫垂炎、憩室炎、急性膵炎、急性胃炎、胃十二指腸潰瘍など様々です。
慢性的なものの場合は炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、感染性腸炎、ベーチェット病、腸結核など)や胃がん、大腸がん、過敏性腸症候群などこれも様々です。慢性的で増悪傾向にある場合やがんの好発年齢の方はレントゲン、超音波検査、内視鏡検査などをお勧めします。
下痢
下痢にも「急性的な下痢」「慢性的な下痢」があります。
慢性的に下痢が続き場合は、生活習慣やストレスなども関わっています。
症状によって治療法がございますので、詳しく診断する必要があります。
腹痛
痛む箇所によって原因が異なり、軽度~中度の場合は内科的処方で済む場合がほとんどです。
重度の腹痛の場合は原因をつきとめ手術が必要なケースもあります。
お子様の場合は、急性・一過性のものが半数を占めています。
主に「急性胃腸炎、急性大腸炎、周期性嘔吐症」が該当します。
原因不明でお子様が泣いている時などは体調不良という認識を持って頂き、病院で診察を受けて下さい。
嘔吐
嘔吐と関係性のある病気は「急性胃炎」「胃潰瘍」「急性腹膜炎」「虫垂炎(盲腸炎)」「片頭痛」「メニエール病」「くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍」などがあります。
消化器をはじめとする内臓や脳の病気など、さまざまな疾患が原因になりますので、早めに受診して下さい。
又、日常生活でも、
・飲みすぎや食べ過ぎ
・ストレス
・異物の誤飲
・食中毒
などのケースも多くあります。