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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは何ですか

ここでは無呼吸の大部分である閉塞性睡眠時無呼吸症候群について説明します。就寝時に鼻の奥の軟口蓋や舌の根本の舌根が落ち込み、気道を閉塞して呼吸が止まる状態です。呼吸が止まるので心拍数が早くなります。交感神経が興奮状態になり血圧が高くなります。睡眠が浅いので日中に眠気が出てきます。それにより危険運転を起こしたり、仕事の効率が悪くなります。

なぜ睡眠時無呼吸症候群になるのですか

肥満や小顎、筋力低下、老化などにより生じます。

睡眠時無呼吸症候群になると何がいけないんですか

慢性的な睡眠不足により作業効率の低下、危険運転による事故が起こっています。また交感神経の興奮状態が持続することにより、高血圧から脳卒中、心筋梗塞などのリスクが高くなります。

睡眠時無呼吸症候群を治す方法はどうしたらいいですか

根本的な治療方法はありません。C-PAP(シーパップ)という機械を使って持続的に気道内を陽圧に保つことにより無呼吸を改善することができます。

1人暮らしですが、睡眠時無呼吸症候群に気付くにはどうしたらいいですか

日中の眠気、朝の頭痛、夜間頻尿、逆流性食道炎、高血圧、慢性心不全などがある場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があるので医療機関に相談してください。気道が閉塞することにより、胸腔内圧が下がり、腹腔内圧が上がることにより逆流性食道炎が起こると考えられています。

睡眠時無呼吸症候群の特徴は何ですか

睡眠時無呼吸症候群は1時間あたりに10秒以上の呼吸停止回数で診断されます。気道が閉塞するのでいびきをかいたり、呼吸が止まったりします。無呼吸の回数が多い人ほどいびきの大きさや、持続時間は長くなります。

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