外科診療について
すり傷、切り傷、やけどなどの一般的な外傷の治療を行います。
止血が必要な場合は局所麻酔し、電気メスによる凝固止血、縫合糸血など行います。いぼ(尋常性疣贅、伝染性軟属腫)、皮膚のしこり(腫瘍)には冷凍凝固や局所麻酔下に摘出術を行います。化膿(粉瘤、創部感染、ひょう疽など)は切開排膿など、ガングリオン穿刺法・圧砕法などの処置を行います。
いぼ痔、切れ痔、痔ろうなどの肛門疾患の治療もしています。
当院で行う処置は全て日帰りです。
また体の痛みに対し温熱療法や牽引等のリハビリ、半導体レーザー治療などを行っています(午前中)。これは即効性がありますが、持続した症状の改善には継続治療が必要です。変形性膝関節症のヒアルロン酸ナトリウムの注入により約70%の患者さんで関節痛や腫脹などが改善することが知られています。基礎的な研究では、この注入により関節の動きが滑らかになって関節の動きが大きくなることや、実際に関節軟骨が修復されるていくことが確認されています。