こんな症状や状況はありませんか?
- 歩くと親指の爪が食い込んでズキズキ痛む
- 爪のわきが赤く腫れ、ジュクジュクした液や出血がある
- 「深爪」を繰り返してから爪のカーブが強くなった
- ハイヒール・幅の狭い靴を履くと強く圧迫される
- スポーツや長時間の立ち仕事で足先に強い負荷がかかる
これらは巻き爪・陥入爪のサインです。「そのうち治る」と放置すると化膿や肉芽(赤い盛り上がり)ができ、歩行が困難になることもあります。痛みを感じたら早めにご相談ください。
巻き爪と陥入爪の違い
項目 | 巻き爪 | 陥入爪 |
---|---|---|
定義 | 爪の左右が弯曲して“C字”や“Ω字”に巻き込む変形 | 爪の角が皮膚に刺さり炎症・化膿を起こす状態 |
主な原因 | 遺伝 / 加齢 / 靴の圧迫 / 深爪 | 深爪 / 外傷 / 爪の変形後の二次感染 |
痛み | 巻きが強いと慢性的圧痛 | 刺さった部分が急性に痛み・腫れる |
巻き爪が進行すると陥入爪へ移行するケースも多く、早期のケアが重要です。
原因とリスク
爪切りの誤り(深爪・丸く切る)
カーブを残すと爪端が皮膚に食い込みやすくなります。スクエアカットが基本です。
サイズの合わない靴・ハイヒール
つま先を圧迫し湾曲を助長します。
長時間の立ち仕事・スポーツ
繰り返す衝撃で爪が変形。
肥満・妊娠・外反母趾
体重負荷や足指変形が原因になることがあります。
検査と診断
- 視診・問診:痛みの部位・靴の種類・爪切り習慣を確認
- 触診:圧痛や肉芽の有無を評価
- 3. X線(必要時):骨変形や感染拡大をチェック
治療法
保存的治療
- テーピング・コットンパッキング
- 爪端保護チューブ
手術治療(保険適用:陥入爪・重度化した巻き爪)
- 部分抜爪+フェノール法:爪母を化学焼灼し再発を抑制。
- 爪甲全摘+皮膚形成(難治例)
矯正治療(自費)
- ワイヤー矯正(VHO / 3TO®法):ワイヤーで爪を持ち上げ、1-2 か月毎に調整。
- プレート矯正(樹脂プレート貼付)
当院の特長
- 外科医が在籍し、局所麻酔で痛みを抑えた日帰り手術に対応
- 生活指導・靴選び・爪切り指導まで一貫サポート
予防とセルフケア
- 正しい爪切り:皮膚と同じ高さで“スクエアカット”+両端を少し丸めるスクエアオフ。
- 靴・インソールの見直し:つま先1 cmの余裕と足幅に合ったワイズを選択。
- 歩行フォーム・足指体操:かかと→足裏→母趾で蹴り出す。
- 足汗・水虫ケア:湿潤環境は感染リスク。
今すぐご予約・ご相談ください!
当院では、急な激しい腹痛や不快な症状に対して迅速かつ丁寧な対応を行っております。
ご覧の画面の【WEB予約】【24時間WEB問診】【外来予約専用ダイヤル】より、どなたでも簡単にご利用いただけます。